こんにちは。Self Web Academyの井口です。
今日は、私がWEBリニューアル制作とSEO改善をお手伝いしている複合型サロンのクライアント様について、最近とても嬉しい変化があったのでご紹介します。
複合サロンならではの「伝わりにくさ」と「検索されにくさ」
ご相談いただいたのは、整骨院・野球教室・ピラティス・パーソナルトレーニング・脱毛・エステなど、幅広いサービスを展開されている元プロ野球選手のオーナー様による複合型サロン。
「インスタを頑張って投稿しているけれど、なかなか予約にはつながらない」
「WIXで作ったホームページは、検索しても出てこない」
そんな悩みを抱えながら、信頼しているクライアント様からのご紹介でご依頼いただきました。
ひとつに絞らず、各サービスごとに仮説と検証を積み重ねる
ホームページをリニューアルする際、「どのサービスに絞るか?」といった戦略もよくありますが、今回はあえてすべてのサービスに対して仮説を立て、ページごとにキーワードを丁寧にずらして検証する方法を取りました。
例えば──
- 整骨院ページでは「●●市 腰痛 整体」など地域×症状キーワード
- 脱毛ページでは「光脱毛 スピーディー 学生脱毛 メンズ脱毛」など特徴訴求型のキーワード
- ピラティスページでは「女性 マンツーマン マシンピラティス」など検索意図に寄せた設計
- 野球教室ページでは「野球教室 野球指導 元プロ」など信頼要素重視
といった具合に、それぞれのURLごとに検索意図を想定し、ページの内容や構成を少しずつ改善していきました。
結果が最初に出たのは「野球教室」でした
取り組みから約4ヶ月。
どの業界にもライバル多数の激戦区でしたが、地道に改善を続けていたところ、最初に反応が出始めたのが「野球教室」のページでした。
Google検索での表示順位が上がり、そこから体験のお申し込みやお問い合わせが増加。
「ホームページを見て連絡しました」
というお声がどんどん増え、検索から直接つながる導線が育ってきたのを実感できるようになりました。
現在は他サービスにも横展開中
野球教室ページで成果が出てきた流れをもとに、
今は他サービスのページにも導線(バナーの追加や内部リンク)を増やし、
それぞれのサービスで「見つけてもらいやすく、選ばれやすい構成」に整え直しているところです。
ページ構成も、サービス説明ではなく、LP(ランディングページ)に近い目的誘導型の構成に切り替えることで、回遊性や滞在時間向上を目指していきます。
複合サービスのサイトは「戦略」と「順序」で伸ばせる
複合サロンの場合、「結局、何の専門店なのかが伝わらない」ということで検索順位が上がりにくいことが多いです。
でも今回のように、各サービスごとに丁寧に見直していくことで、検索からの流入はしっかりと増やすことができます。
✔ サービスごとに見せ方を分けること
✔ キーワードや検索意図を小さく検証して積み重ねていくこと
✔ 反応が出たページを起点に他サービスへ展開すること
複合だから難しいのではなく、複合だからこそ「導線設計×SEO戦略」が鍵になると感じています。
おわりに・・
WIXやアメブロからの乗り換えや、インスタやFBなどのSNS頼みの集客から抜け出したい…
そんな風に感じている方には、今回の事例が少しでも参考になれば嬉しいです
また次の成果が見えてきたら、こちらでご紹介させていただきますね。
